【スプラトゥーン2】俺とイカと筆と 〜ホクサイでウデマエXになった話


ニンテンドースイッチ用ゲーム『スプラトゥーン2』の発売から2年が経とうとしている頃、私は遂に最高ランクである「ウデマエX」に辿り着いたのだ。しかも、ビチャビチャとインクを発射する事しか出来ない可哀想な拳銃タイプの武器ではなく、最高に可愛くてカッコいいを使って、である。

今回はそんな私の筆一本でウデマエXへ至る、辛く険しいスプラトゥーン道の話をしたい。

※基本的にヘタクソの戯言なので、適当に読んで下さい。

・そもそも何故筆なのか。

可愛いからである。加えて、自分が昔油彩をやっていた事もあるためゲームを始める前から「スプラトゥーンを始めたら絶対筆を使う!」という謎の決意を固めていた。今思うとここから辛く険しい道のりは始まっていた気がする。

やっぱり可愛い、僕のホクサイ

・愛しのホクサイちゃん

筆、中でも私が2年間振り回し続けた「ホクサイ」というブキは、2種類(もう一種類は「パブロ」)ある筆の内では比較的パワーがあるがややスピードが劣るというもの。絶妙に短いリーチと一瞬で無くなるインク、そして絶妙に遅い塗り移動を兼ね備えた素敵なブキだ。

何せこのホクサイ、デビューした時には完成されていた素晴らしいブキだからか2年間アップデートによる調整がほぼ入らなかった。他のブキが強くなったり弱くなったりされる中、己を曲げなかったホクサイ。流石だホクサイ。決して任天堂に忘れられていたわけじゃない、と思う。思いたい。

そもそもスプラトゥーンはインクを“塗る”ゲームだろ。インクを塗る物と言ったら筆だろ。なに拳銃なんか使ってんだ君達は。撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ

因みにもう一種類の筆であるパブロの方は『スプラトゥーン×プロ野球』の大会で優勝したテルミ君の影響で一時期プレイヤー人口が爆発的に増えたが、普通の人間に扱いきれるブキでは無いのであっという間に消えていった。

・ウデマエXとは

現在のスプラトゥーン2における対戦の最高ランクである。実際はウデマエXの中でも本当にピンからキリまでの実力者が居るのでX=全員強い、なんて事は勿論ないが、括りとしてはとりあえず最高ランクであり、私もここへ到達する事を夢見て2年間筆を振り続けていた。

だが、元々大して上手くないうえにヘンテコなブキを持ち続けてる私にとって、そこへ至る道は非常に苦しい道であった。

・立ちはだかる強敵たち

スプラトゥーンでは勝ち上がるうえで沢山の強大な敵が待ち受けているが、今回はその一部を独断と偏見で紹介していく。

①あらゆるブキ

みんな色々なブキを使って楽しそうだね

バリエーション豊かなブキを使える事はスプラトゥーンの大きな魅力だが、僕の下手くそなホクサイにとっては相手の使うブキ、その大半が凶悪な殺戮兵器だった。

そもそもホクサイ自体決して強いブキでも無いため、私がフデで目の前をパシャパシャと振ったところで攻撃が届かない、当たらない。それどころか返り討ちに遭ってしまう事なんてのは、もうウンザリするくらいあった。

こちらが筆を一生懸命に振ってもそれを嘲笑うかの様に一撃でこちらを亡き者にする殺戮ローラー、完全に裏を取っても倒しきる前にコロコロ転がって返討ちにされる大道芸マニューバー(そもそもダメージ中も相手のインクの上でも関係なくローリングできる仕様は何なのだろうか)、近づく事すらお許し頂けない高嶺のハイドラント様など数々な残忍ブキに嫌という程殺されてきたのだ。

筆には生き辛い世の中である。

②味方

このゲームは努力が必ずしも報われないという事を教えてくれる

やってる人はとっくに知ってるだろうが、このゲームの最大の敵はある意味味方だ。

ガチマッチはランダム4vs4という性質上、味方との連携や味方のそもそもの強さに当然だが勝敗が大きく左右されてしまうし、当然自分の思う強力な味方が毎回現れてくれるわけではない。

最前線にスーパージャンプ(沼ジャン)しては死んでを繰り返す死に急ぎジャンプマン、味方が攻め込まれてるのに裏取りに行って帰ってこない裏取り自信ニキ、試合と関係ない場所でキルを取りスコアだけ残していく意味なしウォーマシンなど、人の多様性を思い出させてくれるゲームである。

特にフレンドと共に戦えるリーグマッチなどで信頼できる心強い味方と戦った後のガチマッチは「ここでリグマのような感動を得る事は不可能なんだ…」と内川コピペの様な気分になるので精神衛生上非常によろしくない。

もちろん、味方が圧倒的に強くて何もせずに勝たせてもらった事も多々あるので必ずしも味方が敵という訳ではない。

まあ、運だよね。運。

③インターネット

恐らくスプラプレイヤーが一番嫌いなテキスト

スプラトゥーンは回線落ちすると負けたと判定される為、ネット環境を整備する事はある意味最重要だ。

自分も当初はJC○Mの回線を使っていたが余りにも頻繁に回線落ちし、その度にネット弱者は失せろと言わんばかりにウデマエを落とされ続けた。そんな苦い思いからNur○光に回線を変えたところ回線落ちとは無縁の快適スプラライフを送る事が可能になり「インターネットは速度が命!」という事を改めて認識したのだった。

これからスプラトゥーンを始める方は必ず光回線を用意しようね!

④謎のマッチング

こんな連勝連敗も序ノ口だ

時折言われるのはスプラトゥーンの極端なマッチングシステムである。何もしなくてもあっさり勝てる試合が続いたと思ったら、どれだけ自分が活躍しても勝てない試合が続くという「連勝調整」みたいなものがある気がしてならない。5連勝→5連敗→3連勝→3連敗…みたいな事は日常茶飯事で、12連敗した時は流石にニンテンドースイッチを燃やそうとまで思った。踏み止まって良かった。

余程強くて1人で敵全員倒せる(マッチングを無視できる)実力者でない限りは、狂ったような連敗をしても自我を保てるメンタルがウデマエXへの道には必要である。

⑤イカ研究所

偉大なる創造主

偉大なる創造主である任○堂、そしてスプラトゥーン開発チームであるイカ研究所の方々には素晴らしいゲームを産んで頂いた事に頭が上がらない。産み出した上に発売から2年間、積極的に新しいブキやルールを続々と追加し我々を楽しませてくれている。が、積極的すぎてゲーム発売から1年以上経ってからも強力過ぎる要素が追加され続けていた。

発動すると(ほぼ)無敵になるうえ強力な塗りをお見舞いできる「ナイスダマ」、シャカシャカしてぶん投げるだけでクソつよい「タンサンボム」、何よりメインブキを強化する「メインギアパワー性能アップ」はゲームバランスを一転させ、特に強化すると射程もダメージとデカすぎな強化プライムシューターベッチューは「あれ、さっきもお会いしましたよね?」って位には最近多い。デジャヴだ。

何が悲しいって「ナイスダマ」も「タンサンボム」も使える筆は出なかったし、「メイン性能ギアパワーアップ」に関して”筆はどれだけ付けてもほぼ意味なし”という筆に恨みでもあるのかと思うイカ研の調整には哀しくなる。ウルトラハンコは…まあ…。

・最後に

そんな数多くの困難を乗り越えウデマエXにたどり着いた時には、近年なかなか味わえなかった達成感を得ることができた。

俺もウデマエXになればネット配信してスプラ女子からモテモテや!」と無邪気に考えていた時期もあったが、冷静に考えてXになるのがやっとなヘッポコホクサイの配信を見る物好きは居ないだろうし辞めておこう。

とはいえ長かった(およそ800時間)スプラ生活に、一区切りできたのはよかった。

スプラトゥーンは最高のゲームだ。ありがとう、任天堂。ありがとう、イカ研究所。でもホクサイも一回で良いから強化して欲しかったです(切実)。

MOGAKU

MOGAKU

明日に向かって明るくもがく人たちがお送りするブログマガジンです。
更新情報などはTwitterで。フォローよろしくお願いします。
http://mogaku.com/
MOGAKU