今年読んだ本(2)

前回の続き。

麻雀については学生の時にどうしてもゲームセンターに置いてあった「麻雀G-taste」がやりたくて覚えた程度で実際そこまでルールは詳しくないのだけれど主人公の竜の周りのヤクザ達の抗争が面白くて最後まで読んでしまった。と言うかこの漫画において竜は圧倒的な強運の持ち主であり、麻雀については負けることがないので、1回の勝負があっさり終わることが多いし、ハラハラ感も皆無である。能條純一氏は他にも将棋やビリヤード等ゲームを題材にした作品が多いが人間ドラマのみを楽しみたい場合は短編集「人生讃歌」や「東京荒野」がおすすめ。

実は「ジョジョの奇妙な冒険」についても学生の時に第四部までしか読んだことがなく、kindle生活を初めてから改めて1巻からコツコツ読み進めている。よって人生において初めて第五部を読んだのだけれどこれが面白かった。ロードムービーの第三部、サスペンスの第四部と比べて第五部は圧倒的にキャラクターの話だ。敵味方問わずページ稼ぎのどうでもいいような雑魚がほとんどいない。皆イキイキとしていて、そこが第五部の魅力であると思う。

17歳の女子高生がバイト先の店長に惚れる話でまあ僕も年老いてしまったオッサンとして!こういうファンタジーは!単純にいいな!すごくいい!!となるんだけれども。ヒロインの父親の不在がどうしても気になると言うか、一緒に住んでいるようではないので別居してるかと思いきやそういう描写もなく、とにかく父親の存在が皆無なのだ。そこがこの作品の惜しい所ではないかと。まだ連載中の作品なので今後父親が出てきたら大絶賛するかもしれません。。

福満しげゆき氏の「僕の小規模な失敗」に似た性格の悪さを感じる。その性格の悪さと正直に生きることのできない自意識の過剰さが作品の面白さとしてグル―ヴさせている所も含めて。

現実の地方で活動するアイドルに比べてファンタジー感はあるが、アイドルとオタクという関係性について(主人公を女性とすることで)とても真摯な姿勢で描かれている漫画だった、

久々にアメコミを買った。タイムスリップして孫子の兵法を手に入れたデッドプールがマイティソーとロキの喧嘩をけしかけてアヴェンジャーズも多数登場してハチャメチャにしても最後はなんとなく着地して笑える軽い話、なおかつ他のコミックとのストーリー的な繋がりも無いので映画でマーヴェルのキャラクターはなんとなく知っているけどアメコミはあまり読んだことがない、という自分でも楽しめた。おすすめ。

一時期謎の勢いで猛プッシュされていた漫画。タイトルに「カルト村」とあるが、あえて書かなかったのか、書ききれなかったのか、「カルト」の部分は微妙にボヤかして書いているので、「ちょっと変わったコミューンの話」になっていた。おもしろ集団生活の本になっているので、なぜ作者がこのカルト村から出ようとしたのか、そこに当たっての周りとの葛藤、手続き等は全く描かれていないので注意。

ある程度のマーケティング、ITリテラシーは必要。PDCAサイクル、KPIって何?というレベルの人は別の本を読んだ方が良いと思う。また、発行されたのが2015年の6月なので現在(2016年の6月)に適用するにはもうひとひねり、いや3ヒネりくらいは必要なのだろうが、現状インスタグラムでできる方策については詳しく書いてあったので面白く読めた。

格闘ゲームのイラスト等は例えばストリートファイターシリーズだったら画集だったり他のムックにも載っているものだったが、194Xシリーズや戦場の狼シリーズ等レトロゲームのメインイラストが載っているのが興味深かった。

アイドルの私服スナップ集。ファッションはその人の思想だと思っていて、そう考えるとアイドルの私服スナップはたった1ページでも何万字ものインタビューに匹敵するかのような彼女自身の本質が出ているような気がしてくる。そのような想像に浸れるだけでも良い本だった。

続きは次回!

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過剰な自意識にもがく日本語曲DJ

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