今一番カオスでホットな街、タイ・バンコクの魅力とは

何かと「タイはいいぞ」みたいな話を聞きます。よく旅行に行く人の話や、旅行ガイドなんかでもしょっちゅうオススメされている国、タイ。

…こういう書き出しで旅行の話となると、某高橋歩の著作みたいな「旅に出れば世界が変わる!」みたいな語り口で臭いポエムと共に外国人の笑顔の写真ドーン!みたいな、ひと昔前に流行った旅物ブログみたいですが、安心してください、そんな内容じゃありません。

今回はたまたまタイに一週間ほど滞在してきたので、僕が印象に残ったものを10個あげて、タイがどんな国なのかを如実に、もうこれ以上ないくらい正確に伝えたいなと思います。鬱陶しい海外旅行信奉者たちは何かと「海外旅行は最高」「世界の見方が変わる」「日本から出ろ」等々脳みそのヤラれた言葉しか言わないので、僕が見てきたものをちゃんと伝えてやろうじゃないか、というのが今回の趣旨です。

①暑い

暑い。マジで暑い。行った時期の問題なのだろうか、予報だと32度との事だが体感だと56度くらいはある。立ってるだけで汗がダラダラ出てくる。夜も昼よりはマシというだけで暑い。まず湿気が酷い。この暑さ、てっきり現地の人達は慣れているのかと思ったら、そういう訳でもなさそう。人間も犬も猫もぐったりしていた。もし暑いのが苦手なのにこの国へ行こうとしてる人が居るなら、一回考え直したほうが良いと思う。

②交通ルール

ない。車は「死なないように気をつけて運転しましょう」とか、多分そのくらいしかない。また横断歩道というものが早々無いため人間も道路は「死なないように気をつけて横断しましょう」くらいの感覚のよう。ともかく急速な発展に対してルールや道路の設備が追いついていないのか、車道はいつも車がぐちゃぐちゃと渋滞しているイメージでした。目的地へタクシーやバスで行くなら余裕をもった行動を。

③Wi-Fi

有料ポケットWi-Fiを契約しないド貧乏旅行者にしてみれば無料Wi-Fiスポットは親の命よりも大事なものですが、タイはその発展ぶりに対して思いの外Wi-Fiスポットが整備されてません。大体の国ではマクドナルドかスターバックスあたりに行けばある無料Wi-Fiも、タイではあまり使える店舗がなかった。かと思えば、黄金の寺院の山頂で唐突に無料Wi-Fiが飛んでいたりする。「GOLDEN MOUNTAIN FREE WI-FI」だそう。そんなにここの写真を旅行者にFacebookやInstagramに上げて欲しいのだろうか。もしバンコクでWi-Fiが使いたくなったら黄金の寺院の山頂へどうぞ。

④トゥクトゥク

タイで1番ハードでスリリングなエンタテインメントは何でしょうか。風俗通り、ニューハーフショウ、クラブ…色々ありますが、個人的には街中を爆走する3輪タクシー「トゥクトゥク」こそタイで1番のエンタメでした。先程も言ったようにタイにはおよそ交通ルールというものがないようで「車の少ない道ではいくらでもスピードを出してもよい」らしく、このトゥクトゥクも両サイドガラ空きのノーガード戦法のままタイの街を爆走して目的地まで運んでくれます。絶対ぼったくりしてくる運転手の親父との交渉も含めてこれが何ともスリリングで病みつきになる。

ただ運転中に自分が旅行した時の写真をスマホで見せてくるのは流石に怖いのでやめて欲しい。

⑤ぼったくり

「外国人観光客を見かけたらぼったくりましょう」というのは、タイでは初等教育レベルの常識のようですが、前述したトゥクトゥクも含めて何かとふっかけてくるタイ人。ぼったくりと言っても日本円で言えば数十円とかそのくらいなんですが、ここで負けては観光客の名折れなので堂々と戦っていきましょう。(とはいえここ数年でぼったくりや客引きはかなりマシになっているそうです)

⑥体重計

タイでは何故か至る所に体重計があります。百貨店からコンビニの前まで、たった1バーツ(およそ3円)で自分の体重がいつでも気軽に測れてしまう。確かにタイの女性(元男性含む)はスリムな人も多かったような気がしないでもないけど、よほど体重を気にしているのでしょうか。

⑦オタク

タイの俺たちもバリバリ元気でした。どうもつい最近中心地にアニメイトが出来たらしく、タイの俺たちのオタ活も活性化しているらしい。電車に乗っている子供が『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』を読んでいたあたり、英才教育も行き届いているようです。あと書店には女オタ向けのレディコミ的なものがかなりあったので、俺たちより私たちのほうが勢力的には強いのかも。

⑧ギラギラ感

タイ、というかバンコクはとにかくギラギラしてます。寺院はどこも金ぴかで煌びやか。何より街は急速な発展を遂げていて富裕層や観光客向けの大型ショッピング施設が乱立している。しかも子供向け雑貨(リラックマやディズニー)と同じフロアに超高級車(ランボルギーニやロール・スロイス)の店舗が並んでいるなど混沌の極みを尽くしている。煌びやかな高級ホテルの少し裏道に入れば舗装が行き届いておらずガタガタな道路があったり、とにかくバンコクという街の”ギラギラ感“と”カオス感”は日本の比べものにならないほど大きなものでした。

⑨バンコク芸術文化センター

バンコク中心地にある、おそらく現地の美大生とかシティボーイ的な人たち向けのオシャレスポット。ここ、無料で入れるし美味しいカフェもあるし画家がその場で絵を描いてたりするし画材や書籍やCDも買えるし展示も頻繁に入れ替わるという、個人的にかなりオススメスポット。売ってる画材も油絵の具からグラフィティ用のスプレーまであってタイという国の懐の深さを伺わせてくれます。なんかここにきて初めてちゃんとバンコクのオススメスポットを紹介した気がしますが、オススメ。

⑩暑い

マジで暑かった。次は涼しい時に行きたい。

・終わりに

タイは旅行者にはかなり人気の国らしかったので、一体如何程のものぞやと今回足を運んでみましたが、確かに底知れぬ魅力は感じます。正直ぼったくりはあるし野犬は多いし屋台の飯の衛生とか一切ないし…でもそういったもの全部含めてタイ(バンコク)何でしょう。現地の人もとにかく呑気というか、かなり穏やかで、街自体も懐のふかい印象でした。タイに行く際は許容する心を持っていけばあとは大体どうにかなりそうです。

以上タイ・バンコクレポでした。

K.すみす

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白とチーズとペンギンと音楽と野球
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