徹底討論 本当に美味いコーヒー牛乳はどれだ。

138012275799618321227

 

コーヒー牛乳。

そうコーヒー牛乳です。コンビニやスーパーの乳製品、飲料コーナーによく並んでいるあのコーヒー牛乳。僕はコーヒー牛乳が日本の誇る最高の飲料だと信じてやまないのです。コーヒー牛乳、もしくはカフェオレ。とくに紙パックのコーヒー牛乳ほど愛おしいものはありません。

そんなコーヒー牛乳は数多くの飲料メーカーから発売されており、日夜その勢力を競い合っているわけですが、結局のところ一番美味しいコーヒー牛乳ってどれなんだ?という疑問に、今回は真正面から立ち向かおうと思います。ちなみに徹底討論というタイトルですが、討論してるのは僕一人です。

 

・雪印コーヒー

526328l

コーヒー牛乳の定番中の定番。だいたいどこのコンビニやスーパーにも置いてある気がする、THE・コーヒー牛乳。なにせ昭和38年(1963年)生まれと、福岡ソフトバンクホークス現監督工藤公康と同い年という大ベテランである。そんな大御所の味はというと、甘い。ひたすら甘い。“大量の砂糖を申し訳程度に牛乳とコーヒー的な何かで溶かしました”みたいな味がする。当然圧倒的な高カロリー飲料で500mlでおよそ200kcalという驚異の数字を記録しており、お手軽に手に入りスイスイ飲める「国民的糖尿病促進飲料」として確固たる地位を築いている。

とはいえ入手の容易さ、甘いわりにすっきり飲める喉越し、変動の少ない値段の安さ(現在110円)と定番のコーヒー牛乳として安心できる製品である事は確かだ。

ちなみに一時期カロリーの気になる人向けに作られた「雪印コーヒーZERO」という砂糖・脂肪ゼロのバージョンも作られたが、あの圧倒的甘さと高カロリーからくる背徳感を求めるヘビーユーザーには不評だったらしく早々に市場から姿を消してしまった。他にもちょっぴり大人向けなコーヒー2倍の「大人の雪印コーヒーBitter」や生クリーム入りの「白い雪印コーヒーCREAMY」、メープル風味の「雪印コーヒーMaple」などの期間限定バリエーションが何種類か存在していた。

そんなこの大御所雪印コーヒー、50周年にして何を思ったのかpixivとのコラボで「オレたちのゆきこたんプロジェクト」なる企画を始動。雪印コーヒーを擬人化した萌え萌えな美少女(ゆきこたん)イラストをパッケージに掲載するという奇策に走る。これが新たな購買層を呼んだのかは不明だが、結果としてネットでは「ゆきこたん可愛い」「正直買いづらくなった」などある程度評判になっていた気がする。ちなみに公式ホームページを見ると声優・竹達彩奈を使ったネットラジオの公開、コミケへの出店とフィギュア化企画、オリジナルゲームなどを確認でき雪印がこの企画にかける本気が伝わってくる。

yukicocp

あと個人的にはセガサターンのノベルゲーム「街〜運命の交差点〜」で主人公のひとり、雨宮刑事が愛飲しているコーヒー牛乳という印象が強かったりもする。超名作なので未プレイの方は是非。

smile

 

・グリコ カフェオーレ

001_49147810_01

皆さん混同している(というかそもそも気にしたこともない)かもしれないが、グリコが発売しているメジャーなコーヒー牛乳は2種類あり円柱型の「カフェオーレ」立方体紙パックの「マイルドカフェオーレ」がある。こちらの円柱型「カフェオーレ」はコンビニからスーパーまでかなり入手し易い人気の定番商品である。味はというと、コーヒーの苦味とミルクの甘みが絶妙でコクがあり飲みやすく美味しい。パッケージもどことなく高級感があり、定番のコーヒー牛乳として安定した地位を確立している。

ただこいつ、180mlとやや少量に関わらず値段は500mlのものと同じという、いわば超高級品であるため庶民にはなかなか買おうという気が起きないのが大きな難点。いや、実際美味しいんだけど。量より質を求める意識の高いカフェオレユーザーにはおすすめ。

 

・グリコ マイルドカフェオーレ

cafe001

雪印コーヒーの次くらいに良く見かけるグリコの立方体紙パックコーヒー牛乳。上で紹介した「カフェオーレ」同様、3段式のストローがパックに付属していることが特徴。そしてまずこのストロー、あくまで個人的な意見だが非常に使いづらい。勢いよく引くとバラバラになったり飲んでる途中に底に当たって勝手に短くなりパックの底まで届かなかったり、昔から変わらずの欠点を今も継承している。しかしそのもう一歩足りない機能性に底知れぬ愛おしさを感じてしまうのも事実である。

また、あけ口が紙パックにおける基本の上部と、正面にストローを刺すようにめくれる箇所の二つあるという自由度の高さも魅力的。特に正面のめくるあけ口は時折(というか割と頻繁に)めくっても穴ががっつり塞がっており、ストローを力づくで刺し自力で穴を開けなきゃならなくなる事がある。この欠点も「あ、今回は綺麗に穴が開けられた!」といった、昔から変わらないエンタメを我々に提供し続けてくれているのである。

で、味はというと上に紹介した「カフェオーレ」に「マイルド」と付けたのは伊達ではなく「大量の砂糖を牛乳とコーヒーで溶いて、もう一回大量の砂糖を入れて混ぜた」みたな、もうすこぶる甘い、甘さの暴力みたいな飲み物である。そして他の物よりも舌に残る甘ったるさというか、かなりねっとりとした甘みを感じる。この極悪な甘さをどう取るかは人それぞれだが、極度の甘党で「甘い=正義」みたいな人には一番お勧めできるコーヒー牛乳である。

 

・森永珈琲

0007

こちらもかなり頻繁に見かける森永のコーヒー牛乳。”コーヒー”を”珈琲”と漢字で記載する硬派でレトロな感じが特徴。ただその硬派でレトロチックな外見のわりに激甘である。とはいえ上にあげた雪印やグリコのものと比べるとすっきりとしていて喉越しも良く飲みやすい印象である。

パック業界では雪印やグリコにやや遅れをとっている印象の「森永珈琲」。しかし銭湯や温泉の自販機に売られている風呂上がり専用瓶牛乳界隈ではかなり幅を利かせている気がする。「風呂上がり」と「瓶に入っている」という2つの要素が合わさるだけで異様な強さになる乳飲料だが、森永珈琲は風呂上がりに甘すぎずすっきり飲めるという意味では絶妙な味になっている。つまり銭湯に置かれかつ瓶に詰められている時に本領を発揮するタイプのコーヒー牛乳なのではないだろうか(あくまで個人的な意見です)。

・森永乳業 ピクニック コーヒー

4902720058124

時々自販機やスーパーで見かける、なんか変な形のパックに入ったコーヒー牛乳。名前の通りピクニックに持っていくにはちょうどいいサイズ感のような気がする。それ以上特に感想がない。

・小岩井コーヒー

coffee_500-thumb-298x298-429

正直に申し上げると、個人的にかなり好きで一押しのコーヒー牛乳。クリーミーでマイルドなミルクの甘みとかすかな苦味、コクがありつつ飲みやすい味わい、どこにでも売ってるのにいざ買おうと思うと地味に売ってないいじらしさ…非常にバランスのとれた優秀なコーヒー牛乳だと思う。そういった意味でいかんせん中毒性が高く、一度ハマると暴飲してしまう危険な飲み物でもある。

なんといっても”ミルク感”がしっかりしているのが良い。また他のコーヒー牛乳は甘さの過激な暴力が基本だが、小岩井コーヒーの甘さは優しく殴ってくれる感じでクセになる。気がする。

ちなみに1000mlサイズのものもあるがこちらはあまり見かける事がなく、中毒者には暴飲の危険が下がるためある意味助かる。

・チチヤス ちょっとすっきりミルクコーヒー

juice_016_l

パッケージに書かれたチチヤス君(勝手に命名)でおなじみの「ちょっとすっきりミルクコーヒー」。名前に偽りなしというか、すっきりと飲みやすい。…というか、個人的には正直少し味が薄い気もする。少なくとも「雪印コーヒー」や「グリコ マイルドカフェオーレ」といった暴力的な甘さを愛飲してきた身にはし物足りなく感じてしまう。パッケージにも書いてあるが、すっきりした甘さを楽しみたいライトユーザー(?)におすすめ。ちなみに生まれは明治19年(1886年)とかなりのご長寿。チチヤス君というよりチチヤスさんだ。

またカルシウムの含有量には自信があるらしくパッケージにも「カルシウム牛乳1/2本分」と堂々と記載されている。牛乳1/2本分というのが、果たしてどれほど凄いのものなのかは飲む皆さんの想像にお任せする(ちなみに114mgだそうです)。

 

・らくのうマザーズ カフェ・オ・レ

130011

僕が最も長く愛飲し、今でも愛してやまない推しコーヒー牛乳が熊本生まれ「らくのうマザーズ カフェ・オ・レ」である。何といっても溢れる"ミルク感"が素晴らしい。砂糖の甘みなんだろうが、独特のふんわりした舌触りにはこの上ない"ミルク感"を感じる。ミルク感以外に表現が出てこないないのは申し訳ないのだが、ミルク感はミルク感だから仕方がない。

淑女がパッケージのカフェ・オ・レと対照的に髭をたくわえた紳士がパッケージの「コーヒー」も存在する。こちらはミルク感が半分ほどになりコーヒーの苦味が強まった品。

また最近は熊本が生んだキラーコンテンツ、くまモンとのコラボパッケージバージョンも存在しているが、その溢れ出る"とってつけた感"はなんとも言えないミスマッチなシュールさを醸し出している。

softdrink_4908839183337_1

パッケージの雰囲気などおかまいなしに出てくるくまモン氏

九州ではコンビニや自販機などで比較的容易に入手できるが関西や関東だと置いてある店もそれほど多くない印象。ただ時折スーパーや自販機などで取り扱っているため飲んだ事のないコーヒー牛乳党の皆様は是非探して飲んで欲しい一品。

…ちなみに僕はJR総武線秋葉原駅千葉行き方面のホームにひっそりと置いてある本品を見かける度に買っています。

 

・白バラコーヒー

20130308182320_1

こちらは鳥取生まれな白バラブランドのコーヒー。生乳を70%使用したらしいクリーミーさは逸品で、値段はやや高め(Amazonでまとめ買いしても1本177円)だが値段に見合った美味しさはある。というか、個人的にも紙パックコーヒーの中ではトップクラスだと断言できる美味しさです。

ただ鳥取発という事で中国・四国〜関西以外ではなかなか見かけることが難しいため飲める機会が少ないのが難点。関東では成城石井などで取り扱いがあるらしいが扱っている店舗は少ないようである。

それでもコーヒー牛乳愛好家の方々には是非探して飲む価値はあると思う。そのくらい美味しい。

〜まとめ〜

で、結局どれが一番美味しんだよっていうと、正直難しいですね、はい。

個人的には入手しやすさと値段を考えると「小岩井コーヒー」、純粋な味なら「白バラコーヒー」、総合的には「らくのうマザーズ カフェ・オ・レ」といったところでしょうか。

というか、さすがにマイナーで入手し辛いため今回は取り上げなかった無数のコーヒー牛乳が日本にはあります(地方限定や各地の農場限定のものなど)。なのであなたも自分だけの"最強のコーヒー牛乳"を探してみてはいかがだろうか。日本が誇る奥深い"コーヒー牛乳"の世界を堪能しましょう。

 

とか言っとく!


No Responses