おすすめビームコミックス3選

日曜担当のmaezonoです! 大丈夫ですか?声聞こえてますかね?(生主風)今日はタイトル通りおすすめのビームコミックスを紹介します。そもそもビームコミックスとは何ぞや?という話なんですが、KADOKAWA発行のコミックレーベルであり、主に「コミックビーム」「ハルタ」で連載されているコミックの単行本になります。有名な作品を挙げると映像化されたヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」や志村貴子「放浪息子」だったり、現在連載中の作品だと山田参助「あれよ星屑」だったり久井諒子「ダンジョン飯」などがあります。

で、なぜビームコミックスなのか?と聞かれると……単に一時期「コミックビーム」を定期的に購入していただけなんですが、やはり雑誌として面白かったと言うか、例えば本屋の新刊棚に自分の知らない作者の知らない作品がビームコミックスから出てると、とりあえず買ってみるか、となる、レーベル買いができるコミックレーベルとなります。そんなわけで現在所持しているビームコミックスの中からおすすめコミックを3つほど。

  • 上野顕太郎「夜は千の眼を持つ」

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現在もコミックビーム誌にて連載中。基本的なストーリー……は特に無く、ひたすらシュールなギャグが連発されているので正直どの巻から買っても問題ありません! シュール、と形容しましたが1ページにギュウギュウにコマを詰めて書いたりだとか、他の作家のパロディ、あえて上下逆に書いてみたりとマンガの形式を根本から問う、どちらかと言えば実験的な回も多いです。実はこの単行本を読んでいた時、少し働き過ぎて体調を崩して寝ていた時だったんですが、2巻の単行本を読んでいたら後書きで奥さんを病気で亡くしたことが書かれていました。(ここについては別の作品「さよならもいわずに」に詳しく書かれています)「馬鹿みたいな駄洒落ネタのペン入れをしながら涙が溢れ、何度も手を止めなければならなかった」とありましたが、悲しみのどん底にいる人がこんなに笑える作品を書けるのはすごい、自分の悩みなんてそれに比べたらなんてちっぽけなんだ……と思った記憶があります。

  • カネコアツシ「Wet Moon」

wetmoon

 

全3巻のサスペンス物のコミック。ある事件の犯人である女性を追う刑事の話なのですが、刑事は過去の傷によって頭に金属片が埋め込まれており、記憶が混濁していくと同時にストーリーの時系列も迷路の如く迷い込んで……という、「メメント」だったり「インセプション」的な主人公の記憶で見る人も惑わす非常に映画的な作品です。著者のカネコアツシ氏は現在はコミックビーム誌上で「デスコ」という別の作品を連載していますがこちらもおすすめです!

  • 松田洋子「相羽奈美の犬」

iwanname

 

全1巻。ストーカー男が交通事故をきっかけに犬になってしまい、ストーカー相手の女性に飼われる……というコメディ漫画。コメディ漫画なんですが、ホラー漫画雑誌で連載していたらしく、途中途中で主人公を陥れようとする敵キャラの顔がめちゃめちゃ怖い! それはともかく、このストーカー男のヒロインに対するもがきが非常にアイドルとそのファン的と言うか、一途で無償なんですね。その無償は本当に救われない、報われることのない無償なのか?という所も含め、おすすめの作品です。


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