スタンダードはこれをやってるよ!今のデッキはこれ!【MTGスタンダード・ジャンドドレッジコントロール】

こんばんは。今日は安デッキでもなく、注目カードでもなく、今月のスタンダードをこれで戦おうと決めて作ったデッキをざっくりと紹介です。その名もジャンドドレッジコントロール。


ジャンドドレッジコントロール

クリーチャー:18
4:《サテュロスの道探し》
4:《棲み家の防御者》
1:《グルマグのアンコウ》
2:《黄金牙、タシグル》
1:《龍王アタルカ》
3:《巨森の予見者、ニッサ+精霊信者の賢人、ニッサ》
3:《クルフィックスの狩猟者》

呪文:17
3:《コラガンの命令》
2:《英雄の破滅》
2:《残忍な切断》
3:《思考囲い》
4:《群れの結集》
1:《命運の核心》
1:《エレボスの鞭》
1:《精霊龍、ウギン》

土地:25
1:《山》
5:《森》
2:《奔放の神殿》
2:《悪意の神殿》
4:《疾病の神殿》
1:《血溜まりの洞窟》
2:《ジャングルのうろ穴》
3:《樹木茂る山麓》
2:《ラノワールの荒原》
2:《精霊龍の安息地》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》

サイドボード:15
2:《無慈悲な処刑人》
1:《苦悶の神、ファリカ》
3:《焦熱の衝動》
1:《部族養い》
1:《霊気のほころび》
2:《究極の価格》
1:《英雄の破滅》
1:《強迫》
2:《神々の憤怒》
1:《命運の核心》

リストが長いので、おおまかな役割である程度まとめてそれぞれのカードの役割を説明していきます。

①墓地肥やし

デッキ名にもついている「ドレッジ」要素です。《サテュロスの道探し》《群れの結集》の2種8枚が墓地肥やし役を担っています。
色マナがタイトな構成である3色デッキのため、2ターン目の道探しが非常に重要となります。また、立ち上がりの遅いこのデッキにおける貴重な序盤のブロッカーでもあります。タフネス1の生物が多い戦士アグロなんかにはこれだけで安心できます。最近の赤単は《灼熱の血》を多く積んでいるため、道探し君はだいたい焼かれて2ターン目にライフを5点ほど減らされる展開もたびたびです。つらいところですが、なんとか耐えましょう。
群れの結集は3ターン目あたりに《グルマグのアンコウ》《黄金牙、タシグル》を探すために1枚を使い、残りは後半のアドバンテージ源としてキープしておきたいカードです。道探しと結集を使えば墓地には最低でも8枚のカードが落ちているはずで、それに加えて《樹木茂る山麓》やブロッカーとして死んだ道探しも含めれば10枚です。ここでタシグルかアンコウを確保できれば、アグロ相手にはサイズ負けせず、ミッドレンジ相手にも1ターン早くファッティを繰り出すことができます。後半は2マナで2体のクリーチャーを確保できる事実上の《時を越えた探索》としてガンガン撃ちましょう。

②アドバンテージ獲得

様々な角度からアドバンテージを獲得していくカードを中盤以降連打し、相手の息切れをゆっくりと待ちましょう。

《棲み家の防御者》
《巨森の予見者、ニッサ+精霊信者の賢人、ニッサ》
《クルフィックスの狩猟者》
《コラガンの命令》
《エレボスの鞭》

棲み家の防御者は…言わずと知れたアドバンテージの母。額面上は2マナですが、現実的には5マナ確保して3マナで裏向きに唱え、相手のターン終了前に表向きになりつつその場に必要なカードを墓地から回収する運用です。特に必要なカードがなければ同じ防御者を回収すればいいという雑さが魅力。6ターン目あたりには3マナで唱える+2マナで大変異+墓地の《残忍な切断》を回収、残りの1マナで即クリーチャー除去という流れが美しく決まります。カード回収もそうですが、ブロック回避能力つきのパワー3という、放置を許さない絶妙な打点もスタンダードで広く活躍する理由です。

オリジン収録のニッサ、彼女も場に出た時点で仕事をする優秀なアドバンテージ娘です。クリーチャーの状態では2/2バニラですが、プレインズウォーカーに変身した際の驚異的なアドバンテージ獲得能力は、対戦相手の除去カードを切らせる避雷針となります。序盤は弾除け、中盤以降はフィニッシャーとなる超優秀クリーチャーです。

クルフィックスの狩猟者はこの赤黒緑のデッキをオリジン発売前から試行錯誤している段階では4枚採用だったのですが、どうも2枚以上引いた時に持て余してしまうことが多く、枚数を減らせないかどうか考えていたカードでした。ニッサの登場により別角度からの土地供給が可能となり、狩猟者もより一層活躍してくれる生物になりました。《奔放の神殿》《悪意の神殿》《疾病の神殿》の3種の占術土地、樹木茂る山麓、ニッサ、道探し、結集と、デッキトップをリフレッシュして手札に土地を確保する多くのカードとシナジーを構成し、スタンダード落ちまでまだまだ活躍してくれそうです。

コラガンの命令(以下コラコマ)はジャンドカラーのデッキを組むきっかけとなった1枚です。モダン需要で市場価格が高騰したのも記憶に新しいところですが、僕はその頃から意地になってスタンダードでもコラコマは一線級のカードだと証明しようとデッキをうじうじと考えては崩し考えては崩ししていました。《死霧の猛禽》と《棲み家の防御者》のコンビが猛威をふるっていた頃です。あのトカゲ君はイラストもフレーバーも全くイケてないカードでやたら市場価格が高くとにかく気に入らないカードだったため、コラコマの相棒として棲み家の防御者を選びました。これにより防御者を回収しつつ単純に相手のハンドアドバンテージを奪ったり、2点火力で相手のプレインズウォーカーやクリーチャーを除去したり、相手のエレボスの鞭をメインから除去できたりと、防御者だけでループするよりも幅の広いアドバンテージを得られるようになりました。しかし最近は《搭載歩行機械》がかなりきついので、対策が必要な気もしてきましたが…そのうち考えましょう。

エレボスの鞭。ちょっと雑じゃない?と言うなかれ、これが大事なんです。まず序盤の攻勢に対してある程度ライフが減る前提のデッキなので、狩猟者以外のライフ回復手段としてとても重要です。マナコストが高く大きなサイズを持つアンコウやタシグルを投げつけ、思い切ってライフを回復するのが吉です。どうせデッキをガンガン削っていれば次の弾は勝手に補充されます。正直それだけでは採用の理由にはなりませんが、今回はニッサとのシナジーが決め手でした。オリジン収録の両面プレインズウォーカー共通仕様である、一度追放を経由してプレインズウォーカー化するシステムがエレボスの鞭のデメリットを吸収し、墓地から4マナで蘇りつつデッキから森を1枚手札に確保、攻撃で2点のライフを回復しつつ第2メインフェイズで土地を置いてプレインズウォーカー化、さらなるアドバンテージ獲得の黄金パターンは成功すればほぼ勝利と言えるでしょう。スタンダード落ちするまではガンガンやっていきたいですね。

③フィニッシャー

中盤からアドバンテージ差で相手を絞め上げ、手札も場もカツカツになった相手に叩きつけることで勝利とするボス達です。

《巨森の予見者、ニッサ+精霊信者の賢人、ニッサ》
《龍王アタルカ》
《精霊龍、ウギン》

ニッサについては、アドバンテージ差をさらに広げる他にも、《命運の核心》で無人の戦場を作り出した後に4/4のアシャヤを呼び出して殴り勝つというプランもあります。アシャヤが除去されてもリカバリーが速いのはこちらなので安心ですね。

龍王様は単純に出たらほぼ勝ちなカードです。着地して攻撃さえできれば問題なく勝ちを拾えるカードです。除去耐性はタフネスが8あることぐらいですが、墓地に置かれる限りはエレボスの鞭と棲み家の防御者とコラガンの命令と精霊流の安息地によって相手が泣くまで復活します。《アブザンの魔除け》等の追放除去が一番困るので要注意、《思考囲い》やコラガンの命令で手札をしっかり縛って除去されないようにしましょう。

出たら勝ちなカードその2、ウギン様です。とにかく強いですが、アーティファクト(主に搭載歩行機械)の流行が怖いところです。龍王アタルカ等の7マナクラス未満なら一方的に追放でき、その後ゆっくりと3点のダメージを積み重ねていけば《英雄の破滅》を引かれない限りはほぼ勝ちでしょう。彼も精霊流の安息地等によって相手が泣くまで復活できるため、1度ぐらいなら使い捨ててもいいと思います。

④妨害

その他のカードは相手の妨害用です。相手のアドバンテージ源を潰せる、ある程度汎用性のあるカードが少量入っています。ホントは《衰滅》が欲しいところですが、実は持ってないのでいずれ…という感じです。やはり墓地肥やしと棲み家の防御者との相性が良い《残忍な切断》が汎用性も高く優秀です。

⑤サイドボード

ほとんどは軽めのビートダウン対策です。4~5ターンで一気に勝負を決める気の赤単アグロなんかはとにかく《焦熱の衝動》《神々の憤怒》がないと死にます。実はあってもうっかり死んだりするので《究極の価格》でさらに軽めに行く場合も多いです。赤単はサイド後に《焙り焼き》《前哨地の包囲》《紅蓮の達人チャンドラ》あたりを入れてくることが多いので思考囲いを抜いて《強迫》《部族養い》でライフを守りに行くサイドインを行っています。赤単の少し変則的なサイドボードとして《雷破の執政》なんかが来ることもあるので、チャンドラにも刺さる《英雄の破滅》は減らさないようにしています。最近はFNM行ってもだいたいアブザンか赤単なのでサイドがワンパになって面白みが少ない気もします…。

以上です。いろんなデッキと対戦したいのですが、イマイチ時間がとれないのがもどかしいですね。とにかく当面の目標は搭載歩行機械をツブす、ということでまた次回。


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かそりん

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趣味はマジック:ザ・ギャザリングと小説。好きなアニメはプリパラとマイリトルポニー。福島県から東京都に引っ越しました。
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