にわか銭湯体験記。 都内の天然温泉銭湯いくつか回ってみた。


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都内で一人暮らし始めて一年ほど経ちます。ふらふらと遊んで回ってます。
そんな中で銭湯好きの知り合いにちょいちょい銭湯に連れて行ってもらったりしています。

東京は場所にもよりますが、海抜が低い場所が多く、海の近くの地域ではどこを掘っても簡単に温泉が湧くところが多いそうです。なので、23区内にはただのお湯ではなく、天然温泉を使っている銭湯がいくつか存在しています。温泉だけど銭湯料金(460円)で入れるから良心的!
ということで、ここ一年で数は少ないものの天然温泉銭湯を回ったので、その中からいくつかご紹介させていただきます。
ちなみに自分はいつも自転車で向かうか、バイクや車で連れて行ってもらうことが多いので、電車の都合はあまり考慮に入れていません。
読んだあとにおふろセット片手に最寄りの銭湯を検索したくなっていただければ幸いです。

 

麻布黒美水温泉竹の湯(港区)

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麻布十番のど真ん中にある銭湯。少し足を伸ばせばすぐに六本木ヒルズ、東京タワーがあるこんな都会のど真ん中に天然温泉の銭湯があります。
というのももともと麻布エリアは今でこそ高級街という印象ですが、2000年に南北線、大江戸線の駅が開発されるまでは「陸の孤島」と言われていたほどに交通の便がよくなかったらしく、住宅情報には「下町の情緒が残った~」なんていう売り文句もあったりするくらいです。

そしてこの銭湯は、その名が表しているように「黒湯」です。しかもかなり濃い。黒湯は全国的に珍しいらしいのですが、東京で湧く温泉は黒湯が多いとのこと。今回リストアップしたものにもいくつか黒湯があります。
うんちく話をすると、「黒湯」というのは地層の堆積した植物が分解された有機物(フミン酸)が溶け込んでいるものです。「腐植質」というやつです。これが黒い色の原因です。アルカリ性なので、肌の古い層が溶けて、入ったあとはお肌がスベスベになります。
さらに、フミン酸はレジオネラ菌に対して強い殺菌力があり、しかも黄色ブドウ球菌にも殺菌力があるらしく、つまりこれは塩素消毒しなくていいということなので「源泉かけ流し」ができるということです。循環型に向いてます。イイネ!

銭湯好きの人は同じようなスタイルが多いかと思いますが、わたしの銭湯スタイルは「お湯→水風呂」のループで長めに攻めるもので、そうなると水風呂も温泉とおなじものだとありがたいわけですね。
この竹の湯も水風呂が温泉になってまして、無限ループ可能となっています。ありがたい。
浴槽の広さはあまり広くないものの、「銭湯!」という雰囲気が味わえます。
月曜休みは多くの銭湯がそうなのでいいのですが金曜も定休日になっているのがひとつ欠点でしょうか?金曜は無性に銭湯に行きたくなるものなんですが……
麻布十番駅から歩いて10分あれば着くと思います。観光のついでにどうでしょう。

 

幸の湯(大田区)

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天然温泉銭湯激戦区らしい大田区。適当に掘れば温泉が湧いて出る(実際そうらしい)というくらい温泉銭湯が多いです。
大田区は黒湯が多いのですが、ここは黒湯ではありません。じゃっかん濁りがあるくらいの塩気がある湯です。
もともと井戸があった場所らしく、それを成分解析したら温泉として認められたので温泉銭湯となったそうです。このような「ぜんぜん温泉のつもりなかったけど調べてみたら温泉だった」パターンは多いと聞きます。

ここの売りは朝風呂。スパなどと違い、早くても昼くらいからの営業がほとんどな銭湯において、ここはなんと朝6時から営業しています。自分も朝風呂を検索してここが引っかかったので入りに行きました。
水風呂の温度が30度くらいとヌルい(源泉ママ流しているのですがその温度が高い)ので、地元のオッサンたちがサウナから出てきて水風呂に入ると同時に「ヌルい~~~~~」と物足りない切なげな声を出していたのが印象的でした。個人的にはサウナはあまり入らないのでこのヌルさも悪くないなぁという評価。一生浸かってられるなという心地良さがあります。
駅で言うと京急蒲田か糀谷から向かうことになるでしょうか?

 

鶴の湯(江戸川区)

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黒湯です。ちょっと色は薄め。
かけ流しの露天風呂があり、温度もちょうどよく、火照りながら一生浸かってられるタイプの良い具合です。銭湯料金で露天風呂にゆっくり浸かれるってのは良いですよ~。
内湯も黒湯の浴槽の奥部分が電気風呂になっていたり、当然水風呂も黒湯。電気風呂は「ああああぁあぁあ(ビクンビクン)」となるのでめちゃくちゃ苦手で自分は入らなかったですが……

露天風呂に浸かっていたところ、出ていこうとしたおじいちゃんがドア付近で取っ手によっかかって20秒くらい動かなくなったので「死んだか……!?(不謹慎)」という気分になりましたが、その後無事再起動してくれたので安心したということがありました。
定休日は水曜。日曜日は8時~12時の朝営業もやっているそうです。休日の朝風呂ができますね!

 

天然温泉 久松湯(練馬区)

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桜台のデザイナーズ銭湯です。2014年にリニューアルオープンしたそうです。
写真で外観を見ていただければわかるように、とにかくオシャレ!銭湯に見えない!内装も新しいということでキレイ。若い女性にもオススメ!若い女性は読んでないでしょうが!
公式ホームページにその概要が載ってますのでちょっと見ていただければわかると思います。

内湯部分には壁にプロジェクションマッピングでなんだかぼんやりとおしゃれな光の演出が施されています。浴槽も広めで洗い場も広い!日替わりのお湯も楽しめます。
露天風呂が天然温泉になっており、ここは赤茶色のお湯です。
正直こんなところに銭湯料金で入れていいんだろうかというくらい良い施設になっています。評判も当然良く、話題にもなっているそうで、時間と曜日によっては少し混むかもしれませんが。
定休日は火曜。11時からやっていますので昼ごろに開幕銭湯でスッキリしてステキな休日、というプランもアリ。

 

御谷湯(墨田区)

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最後に、両国と錦糸町のあいだくらいに位置する御谷湯。
こちらは今年2015年の5月にリニューアルオープンしたばかりの出来たてホカホカ銭湯です。
お湯は黒湯です。ビルの4階5階部分がそれぞれ週替りで男湯女湯で入れ替わるシステムになっています。
ビル銭湯なのですが、露天風呂もあり、がんばればスカイツリーも望める立地です。すごい。

やはりイチオシポイントは営業時間。なんと15時半~26時!だいたいの銭湯は遅くても24時に閉まってしまうことを考えると脅威の営業時間です。
改装してからこの営業時間になったのですが、これは飲食店だったり、介護の仕事だったりを終えてから来られるように、という地元密着の考えからとのこと。非常に良い決断だと思います。

4階部分は内湯に黒湯の熱湯、中温湯、ぬる湯、水風呂。露天風呂が薬湯となっています。
5階部分のほうが内湯が広めに取ってあり、ぬる湯の代わりに中に薬湯。そして露天風呂が黒湯になっています。5階のほうが「アタリ」かなという印象。
ボディソープとシャンプーが完備されている点もうれしいポイント。これでも銭湯料金!

出来たばかりなのでとにかくキレイでオススメです。
ただちょっと駅から距離があるので、地元の人以外は車かなにかでないと来にくいかもしれません。錦糸町からは歩いて20分程度、タクシーだとワンメーターくらいでした。
人が少ないとかの理由で深夜営業が終わっちゃうのはさみしいのでドンドン流行ってほしいですね。でも流行りすぎると人が多いからゆっくりできなくて困るという気持ちもある……アイドルの応援みたいになってますね…


さて以上5ヶ所紹介させていただきました。にわかな感想でしたが、銭湯いいよねという気持ちが伝わればと思います。
銭湯めちゃくちゃ健康になりますから、オススメです。
最後に、今回使用した画像は最初のもの以外はリンク先にもさせていただいた「東京銭湯」さんから引用させていただきました。

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