もがきの先に愛がある「ごめんね青春!」

日曜担当のmaezonoです。本日は5月3日ですがちょうど1ヶ月後の6月3日にTBS系列のドラマ「ごめんね青春!」がブルーレイ&DVDでソフト化されます。おそらくレンタル等もできると思うのでこの機会に是非見て頂きたく今日はドラマのレビューです。

gomenne

クリックでwikipediaへ

 

あらすじとしては錦戸亮演じる主人公の教師が勤める仏教系の男子校と満島ひかり演じる教師が務めるカトリック系の女子校が合併することになり、まず文化祭が開かれて……という話。前回の自分の記事もそういえば女子校の文化祭の話でしたが、いいんです。僕はそういうのが好きなんです!「ビューティフル・ドリーマー」も「リンダリンダリンダ」も大好きです!

で、このドラマ「ごめんね青春!」とありますが主題は謝ることではなく、謝ることを受け入れる所にあります。異なる物事を受け入れるというテーマそのものはドラマとしてさして珍しいテーマではありませんが、その受け入れる際のもがきも描かれています(そう、もがき続けることは「青春」なのです!!)。

代表的なシーンとしては第四話にて、満島ひかり演じる蜂矢先生が生徒に向かって「好きにならなきゃ好きな理由はわからない」と説くシーンが印象的です。まず理屈よりももがけと。もがけば理由は後からついてくると。名シーンです。

が、その蜂矢先生も第九話にて錦戸亮演じる原先生にある告白を受けます。詳しくはネタバレになるので避けますがそれは蜂矢先生にとって受け入れがたい、許し難いものでした。そして蜂矢先生は許さない方を選択します。しかし! それでも原先生が好きなので乗り越えましょう、と言います。この瞬間に蜂矢先生は以下の状態になります。

  • このドラマのテーマである異なる物事を受け入れようとしている
  • カトリック系女子校の教師、つまりシスターとして原先生の告白を赦そうとしている
  • 蜂矢先生ももがいて、もがいてもがき倒すが愛の力で乗り越えようとする

これらの要素が多層的に押し寄せるドラマとしての演出、それら全てを表現する満島ひかりの演技。そして自意識にもがき続けることは永遠の青春であり、液晶テレビからの肯定を受けるもがき続ける私。感動。

最終的に自分語りになりましたがこのドラマ、脚本の宮藤官九郎の今までのドラマを振り返っても「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」に匹敵するのではないでしょうか。オススメです!


 

普段のMOGAKUは知的欲求心を刺激し、カルチャーをサーフするあなたにピッタリのエントリが日々更新されています。Twitterに登録されている方はMOGAKUアカウント(@MOGAKU_blog)をチェックしてみてください。

maezono

maezono

過剰な自意識にもがく日本語曲DJ

http://djmaezono.com/
maezono

Latest posts by maezono (see all)