『龍三と七人の子分たち』レビュー

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見てきましたよ。公開当日に。
インターネット上にもほとんどレビューが上がってないので不安の方も多いでしょう。
大丈夫。
その不安、的中です!

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端的にいうと、「THE・武映画」(ただしくだらない方)
みたいな、武ファン以外失笑のどうしようもなさ満載のクソ映画でした。

ストーリーはオフィシャルサイトに書いてあるとおりです。
京浜連合なる暴走族あがりの半グレ集団(完全オリジナル。別に実際の似た名前の団体とは一切関係ないオリジナル)と爺さんたちが戦うってやつで、それ以上でも以下でもなく。

ストーリーはそれとしても、正味の部分としては、その合間合間に挟まれる『世界のタケシが最近思いついたタケちゃんギャグ100連発!』が実際の内容と言えます。
つまり、タケシのギャグセンスがおもしろいと思えるかどうか。これがこの映画が面白いかどうかの命運を分ける形になるでしょう。

ただ、ここで少し革新的だと思える点は、北野武映画で多く描かれるの2つの要素、すなわち

A.失うもののない男の暴走
B.タケちゃんシュールギャグとキュビズムの追求

これらが2大巨頭として存在するわけですが、
それが初めて同時に行われたハイブリッド企画と言う点においては武映画集大成とも言えるアプローチだったのかもしれません。

ただし、B要素のほうが強く設定されているので、要は「みんな~やってるか!」「菊次郎の夏」「監督、ばんざい!」と同系統の映画と見たほうがいいでしょう。また、それらを『面白い!』と思えるならたぶん面白いんじゃないかな、と思います。ただ、今まで知り合った中でそんなやつ見たことねえ

Kikujiro
(※見たことない人はみんな騙されますがこれも大体ただのギャグ映画でした)

アウトレイジが上記A要素の最新バージョンだとすれば、まあ2部作でやるだけのことはやったし、ギャグ100連発くらい大目に見ようかな。。。という気になるから、まあよしなんですよ。

そもそもタケシ映画は、単発でどうこうではなくて、今のタケシがどういう心境なのか、それをファンが感じ取るためのものという見方もあります。連絡手段です。今風に言うとLINEみたいなものです。

「あ~、アウトレイジでめっちゃわかりやすくて面白いヤクザ映画つくっちゃって疲れちゃったんだな~・・・いいよいいよ~儲けた金でどんどんクソ映画作っちゃってよ~!また気が向いたらソナチネとかHANA-BIみたいなの作ればいいんだよ~生きてるうちに~」と、労いの1800円を払いに映画館に行く。
これがタケシ映画ファンの正しい姿と言えるでしょう。
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※画像はイメージです

というわけでこの映画は10点満点!いや、寺島進が出なかった点だけ残念なので9.5点で!

それがわかったら今すぐ「その男、凶暴につき」のDVDでも借りてきて家で見よう!

こちらからは以上です。


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